社労士制度は、約40年前にスタートしました。
もともと、行政書士の業務だった労働保険・社会保険実務が質・量ともに煩雑になってきたため、
国の方針で分離・独立が図られることになったのです。
以来、社労士界は、
「労働・社会保険の手続きを代行できるのは社労士だけです!」
という言葉をキャッチフレーズに発展してきました。
しかし、21世紀を迎えた現在、その言葉には
米粒ほどの説得力もありません。
ITの発達により、低価格で素人にも簡単に操作できる労務ソフト(給与計算など)が普及した
からです。
つまり、ルーティンワークの人事労務処理を
自前で行なえるようになったということです。
問題は、こうした業務環境の変化に対して、異様に鈍感な先生たちが存在していることでしょう。
国のお墨付けにあぐらをかき、“手続き処理しかできない”事務所が非常に多い。
確かに、レアケースの実務には強いのかもしれません。
しかし、もはや中小・ベンチャー企業は、そんなサービスを求めていないのです。
これからの社労士が取り組むべきメインの業務は、
人事労務分野のブレーンとして、クライアントの経営課題を解決していくことです。
手続きは出来て当たり前。
それ以外のコンサルで何を会社にもたらせるか?社労士の価値はそこで決まります。
率直に言って、平凡な手続き事務だけで社労士と関わっているなら、今すぐ契約解除すべき
です。
古くからの付き合いとか、先生の年齢など関係ありません。
社長は、数多い社員のリーダーです。より良いビジネスパートナーを見つける義務があります。
比較検討する際は、くれぐれも手続き代行のほかにどんなメリットがあるか確認しましょう。
採用ノウハウに強い人、退職金コンサルの経験が豊富な人など、それぞれ違いますので、
御社のニーズに対応できる先生かチェックしてください。
NEXT CONTENTS ⇒本物の労務士が大切にする、3つの信念とは?
戻る